2012年6月9日土曜日

Mountain77 D.Reverse Side 映画のムコウ


「ポセイドン」hp

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単純なスリル。「ポセイドン」。

人生最後の時は、こんな風に突然訪れるものなんだろうか。
「運命」という言葉で片付けられるのか。

大波くらって、沈むのを待つ豪華客船「ポセイドン号」。
船の中は楽園から、生き地獄と化したようだった。

大海の真ん中で、生きる希望も消えうせるようなポセイドンの状態。
可能性が限りなくゼロに近い中で、運命を自ら切り開こうとするディランやラムジーたち。
信じなくては始まらない希望が、ある。

2012年6月5日火曜日

MrKのぼやき: 健康・病気


7月31日の『コード・ブルー/ドクターヘリ緊急救命』より…

黒田(柳葉) 「まだ、やってたかぁ。

         あとは小原さんがやってくれるからお前、もういいぞ。」

藤川(浅利) (無視して患者に)「どんなもの食べました?」

黒田      「聞こえたか~?」

藤川      「いや、やります。い、いいんです。

         …俺には…ここしかないんだ。」

黒田      「勝手にしろ~~。」  (視聴者、失笑)

随所に出てくる黒田(柳葉)の藤川(浅利)いじめ。笑うしかない。

…それはさておき、別のシーン。

患者のMRIを見ながら、

脳外科医西条 「左前頭葉の脳腫瘍で右前頭葉に広がっている。」

白石(新垣) 「右側に傾いていたのは

        運動麻痺を起こしていたせいですね。」

西条     「脳ヘルニアも起こしている。

        この場合どういう治療が考えられる。」

白石     「開頭手術により脳腫瘍をとるか、

        脳圧降下薬を使うかだと思います。

        でもどちらにしろ予後は…」

藍沢(山ピー) 「もって2、3ヶ月。

        87才という年齢を考えるとこのまま薬で症状をとって

        楽に過ごしてもらった方がいいですね。」

西条     「その通りだ。オペをしたらかえって意識を

        なくしてしまうことになるだろう。

        ただ生きてるだけになる。」

脳腫瘍の種類は出てこなかったが、恐らく

グリオーマ glioma の中で最も悪性の

グリオブラストーマ glioblastoma であろう。

確かに、長期の生存は望めない脳腫瘍であり、

87才であれば手術はしないのが普通だ。

しかし、ドラマでは家族の強い希望で手術と

いうことになる(実はおじいさんの年金のためだったのだが…)。

脳腫瘍、特にグリオーマの場合、

脳そのものから腫瘍が発生し、

正常脳との境界が不明瞭なため、

手術で腫瘍を取り除こうとすると

意識障害、麻痺、言語障害などの

症状が残ったり、増悪したりする可能性がある。

そのため患者が高齢(果たして何才から?)の場合、

生きていることの尊厳をどう考えるかで、

治療への姿勢が大きく変わってくることになる。

John F Kennedy 元大統領の末弟であり、

米上院議員である Edward M Kennedy 氏も

2012年6月1日金曜日

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